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【黒歴史19】30代・スキルなしCAからの異業種転職はイバラの道？ー転職前編ー
激減したフライトが戻ってくると、
体力的に厳しいことを思い知った はっちゃんです。
コロナ渦でCAの仕事が減った分を
副業で補っていた日々。
スキル0で在宅副業で稼ぐ力を育ててたんやけど、
長かったコロナが収束を迎えてきた。
急に仕事量が爆増。
（コロナ前のピーク時より80%くらいの仕事量）
約2年間、ゆるい生活をした体にはムチ。
年齢を重ねたはっちゃんの体は
悲鳴を上げ始めた……。
CAの仕事は楽しかったけど、
年齢も考えると潮時。
ほんでさ、いきなりやけど
結婚したい思いが強くなってん。笑
宿泊が多い不規則なスケジュールで、
休日に婚活もムリ。
なんなら、相手と予定すら合わへん。笑
30代・スキルなし・未経験。
悪条件やけど、転職するしかないって決心。
ってなわけで、今回は「30代・悪条件での転職活動」をテーマにブログにしていくよ。
30代でスキルなしで転職したい人
セカンドキャリアに迷っている人
30代の異業種転職で失敗したくない人
30代・未経験で異業種に転職する時の注意点がわかるよ。
30代で転職をするべき？
30代以降は転職に不利って耳にすることない？
決して、嘘ではない。
自分がカフェの経営者で社員を雇うとしたら、どっちを雇いたい？
未経験の20代 OR カフェ経営のある30代
どっちも可能性あるよね。
新店舗を任せる人を雇いたいなら、どう？
30代の応募者を選ぶはず。
必ずしも若くないとあかんってことはない。
ただ、30代になると経験値やスキルが前提になってしまう。
転職理由の把握
転職したい理由って何？
自分の理想の働き方や人生で優先したいこと、全部書き出してみて。
- 残業は少なめ
- 仕事と自分の時間の両立ができる
- 収入を増やしたい
- 自分のやりたい仕事に挑戦したい
些細なことでも、欲望にまみれててもいいで。
誰にも見せへんから、本音でやってみて。
自分の望みを叶えるために転職は必要？
転職と自分の望みとは違う話のような気がするよね。
人生の幸福度に、仕事選びは大きく影響する。
「自分の望みを転職で、本当に叶えられるのか」
チェックしてほしいねん。
社会人になってから今までの人生で、
節目を思い出して。
生活って変わってきたやん？
「ワーキングホリデー」、「転職」、「部署異動」とかさ。
人生の豊かさを「時間」、「お金」、「家」
の3つで自分の望みを視覚化するよ。
ぱっと一瞬でわかるように、10ポイントのマーク式でやろう。
3つの豊かさを視覚化
自分の人生のステージに分けて、ポイントつけてな。
当時の「幸せ度」もチェック。
はっちゃんの場合を例にやっていくで。
【新社会人】
時間 ◆◆◆ (3)
お金 ◆◆◆◆ (4)
家 ◆◆◆ (3)
今までの中で、給料は一番良かったなぁ。
平日は仕事だけ、自由な時間なし。
家は遠くて、通勤がしんどかったなぁ。
幸せ度は◆◆◆◆◆（5）
【CA】
時間 ◆◆◆◆ (4)
お金 ◆◆ (2)
家 ◆◆◆◆ (4)
低賃金でお金はしんどかったなぁ。
時間は自由で休みも取りやすいし、
旅行気分で楽しかったぁ。
幸せ度は◆◆◆◆◆◆ (6)
【CA（コロナ禍）】
時間 ◆◆◆◆◆◆◆ (7)
お金 ◆ (1)
家 ◆◆ (2)
過去最高レベルの最低賃金で、生活やばかったなぁ。
時間に余裕があるって、最高。
お隣さんの騒音イラっとして、家の満足度は下がったなぁ。
幸せ度は◆◆◆◆◆◆◆ (7)
すぐ評価できへんくても、大丈夫。
時間をかけてやってみてな。
幸福度を決めるものは？
自分の過去を3つの豊かさで評価できたら、
幸福度のレベルを確認してみよう。
自分にとって、本当に重要なことがわかるよ。
はっちゃんの場合は、
時間がある時に「幸せ」を感じる。
これをやる前までは「お金」があれば
幸せって思い込んでいたよ。
はっちゃんがCAを長い間、続けられたもの、
自分の価値観と合致していたからって納得したよ。
転職理由と幸福度を感じるポイントがズレていたら、
転職の失敗率が高まるよ。
だまされたと思って、やってみてな。
30代での異業種転職
さぁ、本題にいこう！
30代の未経験・異業種転職の難易度は、
想像通り爆上がりする。
（30代でも年齢を重ねるごとに厳しさは増す）
また、同じ質問やねんけど。
自分がカフェの経営者で社員を雇うとしたら、
どっちの候補者を選ぶ？
20代 OR 30代
能力や魅力は同レベルで未経験者。
これはもう、
20代の一択。
悲しいけど、これが事実。
未経験なら、
他に魅力や能力がないと、採用される確率は0に等しい。
あまりにも辛い事実……。
自分の市場価値
最近は市場価値を確認するために、
「転職サイトに登録しよう」って風潮があるよね。
転職サイトに登録して、市場価値を見てみるのもいいで。
- 希望のオファーがこない
- 担当がつかない
この場合は、転職での給料アップは望めない可能性が高い。
おそらく、今の会社が一番価値を評価してくれてるで。
給料アップの転職じゃないなら、
割り切って転職もあり。
転職サイトに登録すると、連絡頻度の高さに驚くこともあるから注意やで。
対応できない時間や希望の連絡頻度は、はっきり伝えよう。
リスク
転職には、リスクはつきもの。
30代でスキルなしで転職する場合、高リスクになるよ。
主なリスクは3つ。
- 年収が下がる（雇用形態の変更）
- 上司が年下
- 社風に馴染めない
それぞれ詳しく見ていこう。
年収が下がる（雇用形態の変更）
スキルがない30代の場合、必ず直面する問題。
企業からしたら貢献してくれる
将来性のある20代、経験や能力のある同年代のがいい。
年収や雇用形態などの待遇が下がることは
覚悟しておこう。
上司が年下
自分の年齢が高くなるほど、年下の上司率は上がる。
ザ・日本企業の年功序列で育ってきた30代には
気持ちが追い付かないかも。
年下の上司から注意や叱責を受けることがある。
新しく入社した会社では自分が新人。
年下の上司を敬う気持ちは忘れたらあかん。
年下の上司との付き合い方が
重要になるよ。
予め、心に留めておこう。
社風に馴染めない
転職経験があまりない、勤続年数が長い場合は、
転職した会社の雰囲気や社風に驚くことがあるよ。
ミスマッチな環境では、
払きづらくなってしまう。
募集要項だけでは、見抜くのは難しいよ。
転職エージェントや口コミサイトなどで
チェックしてみよう。
面接や職場見学で
感じた違和感も大切にしてな。
30代のスキルなし転職の厳しい現実
30代で、スキルなし未経験での転職は
はっきり言って厳しい。
はっちゃんは誇れるスキルも経験もない。
CAの仕事は特に評価されにくいのもあるけど、
職務経歴書の薄っぺらさよ。笑
転職の体験談を書いていくよ。
条件の見極め
転職の条件を洗い出して、優先順位をつけてみて。
- 業種
- 職種
- 年収
- 雇用形態
- 残業時間
とか
誰にも見せへんくていいから、心に正直にね。
はっちゃんの優先順位は
- 土日祝休み
- オフィスワーク
- 生きていけるレベルの給料
人間らしい健康的な生活ができること。
婚活に全力で挑める環境。笑
これができたら、他のことはつぶる覚悟で転職することにしてん。
こだわりを捨てる【年収・雇用形態】
年収アップの転職の場合は、スルーしてな。
あくまではっちゃんの目的は、
残りの人生を健康で楽しむための転職。
働いて赤字の生活になるなら、意味がない。
（もはや、地獄谷へ自分で落ちにいってる。笑）
極貧CA時代を経験したから、
低年収でも大丈夫って思えた。
しかも、CA時代の雇用形態は正社員といえど派遣社員レベル。
年収・雇用形態のこだわりは捨てたら、
仕事は山ほどあったよ。
今はインフレで物価が上がっているから、
年収を下げすぎるとしんどいから注意してな。
生活を守る収入は維持してや！
面接のポイント【体験談】
面接に自信があっても、練習することをオススメする。
はっちゃんの面接を受けた回数は、
100回を超えてると思う。笑
それでも面接は苦手で緊張するから、
できる準備はしたよ。
準備した甲斐があって、
「さすが接客してるだけある」って誉められた。
落ち着いて受け答えできていたみたい。
CA経験はムダではなかった。
この面接以外、褒められることはなかったけどね。笑
転職理由
面接で、絶対に質問される転職理由。
相手をしっかり納得させる転職理由が必要になるよ。
- 職場の人間関係
- ブラックな職場
- 低賃金
とか、理由はあるよね。
本音は人間関係やったとしても、
そのまま答えていいわけじゃない。
本音と建前があるのは当たり前。
面接官もわかってるから、大丈夫。笑
伝え方を注意すれば問題なし。
【はっちゃんの場合】
本音：体力限界、婚活したい、日中の仕事希望
建前：体力限界、長く働くことができる環境で今までのスキルを活かしたい
本音を混ぜて共感を得つつ、
微々たるスキルを全力で役に立てるってアピールしたよ。
丸っきり嘘に感じさせへん
最大のポイントは真実を織り混ぜること。
面接でのやりとりの注意点
はっちゃんの面接練習は、過去に採用担当をしてた人にお願いしたんよ。
聞いたポイントは、CA面接対策と共通事項ありまくりやってん。
（【黒歴史6】で面接のポイント解説してるからよかったら見てな。）
ポイント3選
- 自分の言葉で答える
- 本心が見える
- Win-Winの関係
転職面接では、スキルや経験を重視される。
スキルがない場合は、強みがない。
だから意識してほしいのは、
面接はコミュニケーションってこと。
重宝される経験やスキルがないなら、
コミュニケーションが上手にとれる方が断然いい。
面接官と会話するくらいの気持ちで、
余裕をもって挑もう。
自分の言葉で答える
きれいな言葉を使うことを意識しすぎると
ぎこちなく聞こえてしまうよ。
最低限の敬語が使えれば問題なし。
難しい言葉や言い回しを使う必要はないで。
背伸びするよりも、自分の言葉で伝える方が気持ちは届くよ。
本心が見える
表面的な話では、本心が見えなくて
面接官は不安を感じるよ。
自分軸がないと難しい。
（自分軸：考え方の基準）
建前だけで回答すると、
自分軸がブレブレになってしまう。
自分の考え方の基準を明確にしておこう。
Win-Winの関係
大前提で、会社側にメリットがなければ採用はされない。
会社は慈善事業じゃない。
さらに、
会社側と自分側の両方にメリットがあるなら、よりいい。
理由は、会社は採用に時間と労力をかけているから、
すぐに雇用した人に辞められたくない。
お互いにメリットがあるなら、
リスクは減るよね。
会社に利益をもたらせるし、
自分自身もハッピーになれるなら最高やん？
はっちゃんはCAになって、
そのうち結婚して……未来を想像していた。
(好みも考え方も最強の甘党。笑)
CA後のキャリアプランは、白紙。
どうしても、やりたくなったCA。
CAに挑戦したことは、今でも後悔してないよ。
自分の稼ぐ能力を磨いてこなかった結果、
30代でスキルなし・低年収。
すぐに、どうすることもできへん。
悪条件にも納得して、転職活動を始めた。
幸いにも、条件を下げれば
30代でも、未経験でも雇ってくれるところはあった。
面接は数社受けて、
全部、圧迫面接やったよ。
本当に驚いた。笑
はっちゃんは、
考えが表情にでてしまうタイプ。
もはや、緊張のレベルではなく
怖すぎて、ビビりちらかしてた。笑
面接が始まって早々に
「緊張しています」ってマイルドに自白。
面接で緊張しない人の方がめずらしいよ。
素直に気持ちを伝えることは悪くない。
（個人面接なら、他の応募者の時間も奪わないから大丈夫）
大人になると面接の機会は減る。
面接って特殊な空気間で
どうしても品定めされている感が否めないよね。
自分も面接で、
一緒に働く相手を見極める気持ちでいこう。
実際、面接で感じた違和感が当たるってことは本当によくある。
はっちゃんは、30代の転職で大事故を起こした。
つまり、職場選びに大失敗してん。
面接時に感じた違和感を無視して
転職をして、壮絶なイジメ・パワハラにあった。
自分に合わない環境・職場を選ぶと悲惨。
次の続編では、
転職を条件だけで決めて、悲惨な結末を迎えた話をするよ。
30代の転職って勇気のいる決断やん。
やからこそ、
失敗して、大きな傷を負ってほしくないよ。
記事の内容が、少しでも役に立ったら嬉しいで。
最後まで読んでくれてありがとう。
